足の長い水引房です。壁にかけるタイプの正月飾りをオリジナルで作るときや、大型のお正月いけばな・アレンジメントに使えます。
これは、二箇所をワイヤーでくくるだけなわりには、きちんとして見えるのでお勧めです。
画像の水引は、5本を束ねたものを、5つ使っています。つまり、25本分のボリュームがあり、そのためさらに「正式」風に見えます。
もちろん、もっと少ない本数でも作れます。しかし、その場合には、あまり長くしないほうが良いかもしれません。ボリュームが少ないものがやけに長いと、なんだか貧弱に見えるので。
水引の長さの、だいたい半分くらいのところを輪にし、
交差させたところをワイヤーで固定します。
輪の大きさは、好みで良いです。私は、本当は輪をもっとまんまるにしたかったので、何か丸いものにはめて成型しようかと思ったのですが、ちょうどいい「丸いもの」を探しているうちに面倒になってしまい、水引の元々の折癖のままにしてしまいました。
ワイヤーの結び目は、裏側の見えないところに作ります。
最初にかけたワイヤー①の少し下に、二番目のワイヤー②を結びます。
水引が八の字を描くように、結び合わせて出来上がり。
足の長さは、長いまま温存し、用途に合わせて切るほうが安全です。