「房」の一部をクルクルと巻いてアクセントをつけたものです。
適当な本数の水引を、同じ長さに切りそろえます。(あまり少なすぎると貧相になります)
切った水引の中の何本かを取り分けて、下の画像のようにして、先を丸めます。
水引を、細いものにぎゅっと巻きつけて形をつけます。ここでは、爪楊枝を使っています。固く、きっちりと巻きつけたほうが、出来上がりがきれいです。
二重巻きでもいいし、
三重巻きでもいいです。
巻きすぎたと思ったら、切ってしまえばいいです。
巻いて、コイル状になっている部分を平べったくしたいので、何かでしばらく重石をします。私は大体、辞書を上に乗せて一晩置くことが多いです。
辞書を乗せて、ぺったんこにしたものが下の画像です。
私の適当なやり方では、そのときによって巻き加減が違うため、巻いて重石をした結果が、いつでも同じようにはなりません。
つまり、下の画像のようになります。
左の二つの「渦巻き」は、大きな円の中に、渦巻きが納まるように仕上がっています。しかし、一番右の渦巻きは、渦が外にずれ出しています。
私は、どんな仕上がりでも「余程おかしくなければOK」にしてしまうのですが、渦巻きの傾向を統一させたいなら、「渦」を作るときに、同一の形になるように調整すると良いです。
上の画像の、左の二つのようなタイプは、水引の先端は小さい円にし、その周りになる部分はだんだん大きい円になるようにすれば良いのだと思います。(私は、不器用なために勝手にそうなっているので、意識的に形を作ってはいません)そして、重石をする前に、渦巻きが中に納まるような形を作ってから押すと良いでしょう。
上記のようにして作った何本かの「渦巻き水引」と、巻いていない水引をまとめて持ちます。
このときに、「渦巻き」をどの場所にどう配置するか、長さはどうするかを考えます。
配置を決めたら、下の部分をワイヤーでくくって留めます。
これで、できあがりです。
この水引の使い道としては、私はお正月アレンジなどに使っています。お正月飾りや、お正月リースのポイントにしても良いと思います。
水引の本数を増やして、もっと大きい房にすると、さらに豪華な印象になります。また、扇のような形に水引を広げると、派手な印象になります。