花屋さんのギフトで、花束、アレンジ、鉢ものなどは、ほとんどの商品にメッセージカードを付けることができます。
あのメッセージカードは、誰が書くものなのでしょうか?
ギフトの送り主? それとも花屋さん?
花キューピットなどのネットワークシステムを使うときは、どこの誰が書くのか?
……という質問を、このサイトにいただいたので、お答えしようと思います。その他メッセージカードについての情報も少々紹介します。
そもそも、誰が書くべきなのか、という意味になりますと、「書くべき人」は決まっていません。花ギフトが作られて、送り先に届くまでのどこかで書かれるわけですが、一般的には、
↑このいずれかになると考えて良いです。
花屋でギフトを買うときに、メッセージカードをつけてくださいと頼むと、基本的には、
「お書きになりますか?」
と聞かれます。
管理人の経験によれば、7~8割くらいのお客さんは、自分で書いてくれます。ほとんどが、その場でパパッと書くので、
「お誕生日おめでとうございます Aより」
のような、シンプルなメッセージになりますが、もう少し長い文を書く人もいれば、あらかじめ文を用意してくる人もいます。
本当は、贈り主が書くのが、一番目的にかなっているのだと思います。でも、「書くのが面倒」、「字が汚いからイヤ」、というときは、気軽に花屋に任せてしまって大丈夫です。
お客さんサイドで字を書かれたほうが、お届け先に絶対に喜ばれるのは、「小さな子供さんから」という体裁のギフトです。たとえば、お孫さんが、おじいちゃんとおばあちゃんに贈る花の場合、お孫さんの字で書かれたメッセージカードは、絶大な効力を持ちます。
※直筆メッセージカードのほとんどは店頭で書かれますが、ご自分で書いたものを持ち込むのもOKです
メッセージカードは手書きのみのお店もまだ多いですが、徐々に印刷のお店が主流になってきています。
プリンターを導入しているお店では、電話やwebからの注文は、すべてメッセージを印刷していると思いますが、注文主が店頭に来ている場合には、上の項に書いたように、「お書きになりますか?」と聞く店がほとんどのはずです。
印刷の方がきちんとしていて良いと思ったら、「印刷してもらいたい」と申告してください。
注文主ご本人が書かない場合、プリンターを入れていないお店であれば、花屋の店員が代わりに書くことになります。
花キューピットのような、花屋をネットワークでつないで、遠くにも配達できるシステムにしたものを利用する場合、メッセージカードは、花ギフトを作成し、お客様に届ける花屋が書きます。
つまりA花店で注文を受け、配達はB花店が行う場合は、
A花店が注文主からメッセージの内容を聴取し、B花店に「メッセージカードに、これこれを書いて添えてください」と伝える、
ということになります。
この場合、A花店の店頭で、注文主がメッセージカードを書くことは、基本的にはありません。(手書きの文字を画像データで送るようなシステムがあれば、あり得ます)
花屋さんでつけているメッセージカードは、ほとんどが無料のサービスです。無料のものと、有料のものと、両方用意している店もあります。
※サービスは各店舗の考え方によるので、有料のカードのみの店もあるはずです
「カードは付けたいけど、何か書くほどじゃない」
または
「書くのが気恥ずかしい」
という人もいます。そういう場合には、元々メッセージの入ったカードや、メッセージピックを添えることもできます。
【メッセージの入ったカード】
【メッセージピック】
メッセージカードに書く文の長さに決まりは無いのですが、「長すぎる」よりは「短すぎる」方が様になります。
では、どこからが「長すぎる」になるのかと言うと……「カードの大きさに、文字数が見あってない」と思うくらいの長さになったら、でしょうか。妙に長いと、何とも言えない違和感の元になります。
特に気をつけるべきは、花キューピットや、オンラインで注文する場合に「メッセージ欄」に書くようなときです。目の前にカードの現物が無いと、つい長々書いてしまうようなのですが、その文字が、名刺より少し大きいくらいのカードに書かれるのだということを意識しておくべきです。
お客様からお預かりしたメッセージなので、長くても花屋さんは律儀にその文をびっしりカードに書きます。適度にカットなどできません。
カードの上にどう書かれるかを想定して書いてみてください。
個人的に、「あれは微妙だ」と思うのは、(笑)を入れることです。内容によっては、もらった方が気恥ずかしい思いをされます。