園芸・種苗関係の会社やショップで、通販カタログを発行しているところは多数あります。意外にも、園芸業界は、「日本には、通販は根付かない」と言われていた時代から、カタログが普及していた「通販先進業界」で、園芸ファンは、比較的通販上級者が多いのです。
園芸の通販カタログは、見るだけでも面白いものです。また、園芸マメ知識のようなものもよく載っていますし、簡単な育て方の記載などもあるものです。気に入ったカタログがあると、園芸生活が豊かになります。
ここでは、代表的なカタログ(無料も有料も)について紹介します。
まず、もっとも手軽な、Webで無料で入手できるタイプから紹介します。
以上のカタログは、「無料な紙のカタログ」です。
上記のカタログの発行元は、すべて公式サイトが存在しています。そして、公式サイトのショップにも、カタログに載っている商品は基本的には載っています。それを閲覧するぶんには、どんなショップも無料なので、
「わざわざ紙のカタログを請求するよりも、自分でwebを見に行った方が早いじゃないか」
というのは一理あります。
しかし、紙の方が見やすく、商品を比較検討しやすいため、いまだに紙のカタログには人気があります。まだしばらく、紙のカタログがなくなることは無いでしょう。
有料で入手できる紙のカタログです。
はじめて園芸カタログを入手するなら、「サカタのタネ」か「タキイ」をお勧めします。
幅広いジャンル・豊富な商品数と情報・きれいな写真・しっかりした紙質という、見やすくて保存にも適した要素の大きいカタログです。
サカタのタネのカタログは、「家庭園芸」といい、A4判で、毎号、大体300ページ弱くらいのボリュームがあります。私は、30年近くサカタのカタログを貰っていますが、ずっとこの版型とボリュームに変化はありません。
カタログの主なカテゴリは、「花苗」「花タネ」「花木」「花球根」「野菜」「果樹苗」「バラ苗」「園芸用品」です。
参考までに、画像の号の各カテゴリが何ページあるか書き出して見ますと、下のようになります。
タキイのカタログは、「花と野菜ガイド」といい、A4判で、毎号、大体300ページくらいのボリュームがあります。私は、タキイのカタログも30年近く貰っていますが、この版型とボリュームに変化はありません。
カタログの主なカテゴリは、「バラ」「草花苗・多年生植物」「花木」「草花タネ」「球根」「果樹苗」「野菜」「ガーデニンググッズ」です。
参考までに、画像の号の各カテゴリが何ページあるか書き出して見ますと、以下のようになります。
大和農園通信販売のカタログは、A4版で、毎号200ページくらい。春と秋の、年二回刊です。
カタログの主なカテゴリは、「球根」「多年草・山野草」「花木苗」「果樹苗」「草花種子」「野菜」「園芸資材」です。
参考までに、画像の号で各カテゴリが何ページあるか書き出してみますと、以下のようになります。