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ウエディングブーケ発注に必要な情報

※このページにダイレクトにお入りの方は、一応このような前書きというか、前置きをお読みください。

 

目次 ウエディングブーケ発注に必要な情報

  1. ウエディングドレスの情報は、絶対に必要
  2. ウエディングブーケ発注の時期は?
  3. 式や会場に、特定のコンセプトがあるなら申告する
  4. 明確なウエディングブーケの希望があるなら、はっきり申告する
  5. ウエディングブーケ発注時に、あるとより良いもの
  6. ウエディングブーケに対する希望を「無」にしない
  7. ウエディングブーケ発注に悔いを残さないコツ

ウエディングドレスの情報は、絶対に必要

ウエディングブーケ発注に必要な情報

ウエディングドレスが決まっていない段階では、ブーケについて確かなことは何も相談できないに等しいです。ドレスを決めずに花屋に行っても、「ドレスが決まってから来てください」と言われるでしょう。

ブーケにどんなに大きなこだわりがあっても、ブーケの細かいことを先に決めて、それに合わせたドレスを探すというのはおすすめしません。「ドレス決定⇒ブーケ発注」の手順の方が、すべてがスムーズに進みます。

ドレスを決めたら、本人がドレスを着た全身写真を、必ず一枚は持って花屋に渡してください。ブーケの相談も製作も、全体のシルエットを見ながら行いたいので、全身写真は絶対に必要です。このとき、できれば小物も全部付けておいてもらえると、より良いです。
さらに、可能であればドレスを着た写真は、「前・後・左・右」の4方向からの写真がすべてあると一番良いです。

衣装を着けた新郎新婦のツーショットもあるとなお良いです。また、花嫁の身長と、当日の靴のヒール高を数字で申告しておくと良いです。要するに、なるべく本番に近い状態の情報を、可能な限り花屋さんに伝える方が良いのです。

 

ウエディングブーケ発注の時期は?

ドレスが決まったら、すぐに発注するくらいが良いでしょう。人生の中でも大きなイベントなのですから、あわてず、余裕を持って臨むのに、あまり切羽詰った日にちでない方が良いです。具体的な日にちで言うと、式当日の3週間前くらいには発注するのが理想的です。(二週間前では、ややギリギリ感あり)

 

式や会場に、特定のコンセプトがあるなら申告する

ウエディングブーケ発注に必要な情報

式や会場に「〇〇風」というコンセプトがあるなら、それを申告しましょう。こだわりの重要なポイントや、式全体を貫くイメージなどを伝えないでおくと、ブーケだけコンセプトから外れたものになりかねません。

具体的に、「〇〇風」「〇〇のイメージ」というように限定されていなくても、例えば「かわいい系」「シックに」「カラフルに」などの路線が決まっているなら必ず伝えましょう。

 

明確なウエディングブーケの希望があるなら、はっきり申告する

明確に「このようなブーケにしたい」という希望があるのなら、はっきりそれを伝えましょう。
場合によっては、
「季節的に無理です」
「しおれやすい花なので無理です」
「予算的に無理です」
などで、実現できないこともあるかもしれませんが、それでも、基本的に花屋さんは花嫁の味方です。それは無理だが、これではどうか、という提案を絶対にしてくれます。そのときには、花屋さんと一緒に最良の形を探すのだと、気持ちを切り替えてください。

 

ウエディングブーケ発注時に、あるとより良いもの

結婚情報誌や、花雑誌のブーケ特集ページなどで、気に入ったものがあったら、雑誌を持参すると、話が具体的になって非常に良いです。

式場の外部の花屋に発注する場合、会場の写真があるなら花屋さんに見せてください。これは、花屋の側からは特に求めないことが多いのですが、あればブーケが作りやすくなります。床・壁・テーブルクロスの色が分かるような写真が望ましいです。

 

ウエディングブーケに対する希望を「無」にしない

ウエディングブーケ発注に必要な情報

花屋側からすると、一番困るのは、希望のブーケのイメージが何一つ思い浮かばない花嫁さんです。
何でも良いので、
「こんな色で」
「こんな感じで」
というものを見つける努力を、花嫁さんもしておきましょう。
「こうしたい」という希望が無いのなら、「こういうのだけは嫌だ」という意見でも良いのです。

 

ウエディングブーケ発注に悔いを残さないコツ

花屋さんとの相談の中で、これだけは守った方が良いのは、花屋さんがすすめることをちょっとでも嫌だと思ったら、面倒くさがらずに、
「私はそれは嫌だ」
「私のイメージはそうじゃない」
とはっきり言うことです。

既婚婦人の方に、ブライダルブーケの思い出を聞くと、多くの人が一つや二つの悔いを残しています。大抵の人は、
「今でも、やっぱりこうすればよかったと思うことがある」
と言います。
基本的に、花屋さんは花嫁の味方です。こちらの思いを伝えることを、あきらめなくて良いのです。