前の記事に続き、少ない花の本数で、小さめに、簡単にできる正月花の実例です。
これは管理人の家で実際にある年の正月花として飾っていたものです。本格的な道具立ては何一つ使わず、むしろ空き瓶や菓子箱についてきた紐などを活用した、ごく気軽な正月花です。
あまりかしこまった正月花にはしたくない方、とにかく簡単に正月っぽい雰囲気の花を挿したい方、正月花は安いほど良いと思っている方などは、どうぞ参考になさってください。
正月花は、「松さえ入っていれば最低限OK」みたいなところがあります。
なので、松1本と、スプレー菊を1本、器は廃物利用品で、一作生けてみました。
↓器はこちら。
キレートレモンの空き瓶です。155mlの空き瓶なので、高さは15cmに満たないです。上の画像のままだと、あまりにも空き瓶のままですし、正月色が無いので、ちょっとお正月風な装飾をつけます。
↓紅白のゴムひも。
お祝いごとがあったときのお菓子やお赤飯の箱についてきた包装から取っておいたものです。本当は、紅白水引でも使ったほうが本格派の味わいになるのですが、気軽な正月花なので、これでよしとします。それに、ゴムのほうが扱いが格段に簡単で、何度も使えますので便利です。
空き瓶の口のスクリュー部分に、紅白ゴムひもをかけます。
ここに、松を一本、どさっと入れます。
松が入ったとたんに、お正月花らしくなってきました。
器が小さいし、松も短いものが一本なので、花も一本で十分です。
玄関や、リビングの片隅に置ける、軽快な正月花です。