家庭で飾るクリスマスツリーも、レンタルで済ませることができます。
レンタルなら仕舞う場所は必要ありません。また、毎年別のタイプのツリーを飾ることも可能です。レンタル期間も、わりとこまかく選べて、オンラインでも借りられますので、気軽に利用することができます。
クリスマスツリーは、今のところ、家庭用は買う方が主流です。しかしすでに、レンタルで済ませるのも、珍しいことではなくなってきました。
そうなるには、やはりレンタルするメリットというものがあって、
↑これらの理由が、「買うよりもレンタルがいい」と思えるポイントです。
個人的には、「デザインをそのつど選べる」というのが良いと思います。クリスマスツリーは、意外に新型商品が毎年のように出るのですが、一つ買ってしまうと、「良いのが出たから買い換えよう」と決断するお宅はまずありません。
まだクリスマスツリーが家に無い場合、とりあえず一回レンタルしてみるというのも、一つの手です。一回は借りてみて、家で飾りつけること、それを片付けることを考える機会を作り、次の年から買うのか借りるのか決めてもいいのではないでしょうか。
【管理人の実家の例です】
私自身の子供の頃(昔すぎて、最近のクリスマス事情とはだいぶ異なりますが)、家には、親が買ってくれたクリスマスツリーがありました。
小学生の私の背丈くらいだったので、多分サイズは、高さ120センチだったのだろうと思います。ツリー・オーナメント・電飾がセットになっているものを買い、毎年、母と子供たちで設置・飾り付けをしました。
ツリーの飾りつけは、今でも大変楽しい思い出として私の胸に残っています。
でも、飾ったのは、結局5~6回ではないでしょうか。私が幼稚園生の頃から、小学校の3~4年生くらいまででしょう。
小学校5年生くらいにもなったら、もうクリスマスツリーは出しませんでした。別に嫌いになったわけではないですが、なんとなくそういう時代は過ぎた、という感じではなかったかと思います。
冷静に考えると、たった5~6回しか使わなかったうちのツリーは、高い買い物だったのではないでしょうか。
たった5~6回、と書きましたが、うちには私と、2歳年上の兄がいましたので、これでも「二人分の年月」なのです。子供が一人だったら、もっと短かった可能性があります。クリスマスツリーがしっかり活用される年月は、意外に少ないかもしれないのです。
私が3年生か4年生の頃に、ツリーは最後のお勤めを終えて、その後は実家の天袋に仕舞われています。もう何十年も箱から出していませんが、捨てるのも忍びないと思うのか、母は捨てずに置いているようです。
家庭用のクリスマスツリーは、今でも買うほうが主流です。
クリスマスツリーを買う場所としては、デパートでも買えますし、町のおもちゃ屋、トイザらス、ニトリなどのインテリア店、コメリなどのホームセンター、東急ハンズなど、色々な場所で買えます。
クリスマスツリーを買うにせよ、借りるにせよ、サイズをどうするのか考えて商品を決めなければなりません。
家庭用のクリスマスツリーの人気サイズは、120cm~150cmです。170cmより上になると、「だいぶ大きいな」と感じますが、大きいツリーというのはカッコイイものなので、置ける場所と財力があるなら、ビッグなものの導入は映えてステキです。
高さだけでなく、幅のことも考えてサイズを決めてください。現代の住宅事情では、むしろ幅の方が重要なくらいです。
レンタルのクリスマスツリーは、ほとんどがサイズ120cm~です。大きいものは、高さ3m、4mなどというものもありますが、家庭に飾る現実的なサイズとしては、やはり170cmまでくらいでしょう。
レンタルのクリスマスツリーは、大きさ・材質・借りる期間により、値段設定が様々です。小さくてほとんどプラスチック製のものを一泊二日で借りるのと、大型で光ファイバー製のものを一ヶ月借りるのでは全く違います。
レンタル期間の刻みも、「二日間、三日間、一週間、二週間、一ヶ月」など、業者によって異なりますので、それぞれの家庭で最適なものを選んでください。
家庭用のクリスマスツリーレンタルは、多くの人におなじみのところでは、楽天市場で取り扱いがあります。ただ、種類が豊富とは言えません。
種類が豊富なところは、やはり専門業者です。例を挙げると、イベント21が、比較的安価なレンタルツリーを扱っています。
レンタルツリーの料金には、送料が含まれているものも、「送料別」のものもあります。申し込み時に確認しましょう。
返却方法は、
「送ってきた箱に元通り詰めて、同封されていた宅配伝票で送り返す」
か、
「電話すると集荷に来てくれる」
であることが多いです。レンタルを申し込むときに、返却方法は必ず示されますので、確認しておきましょう。
購入か、レンタルかと考えたときに、手間や保管場所ではなく、かかるコストで迷っている人もいると思います。
そこで、私なりの試算をしてみようと思います。(※完全に私なりの試算です※)
この記事を書いている時点の、楽天市場のクリスマスツリーランキングで、セットツリーの第一位の金額は、15,800円です。仮に、これを平均的なクリスマスツリーの購入価格とします。この金額を、管理人の実家でクリスマスツリーが稼働した年数6年の年月で割ります。
15,800÷6=2,633
一年当たりの金額として、2,633円という数字が出てきます。
この数字は、上で紹介した業者イベント21の、最も安いツリーのレンタル料よりも、1,000円以上お安いです。つまり、この試算の上では、「購入」の方が完全に安く済みます。
単純に、トータルの出て行くお金のことを考えると、ほとんどのケースで、「買ったほうが安い」になります。ただ、「結局2~3回しか飾らなかった」というような場合は、レンタルの方が安く済む場合もあるでしょう。
上の項までは、作り物のクリスマスツリーについての解説でしたが、生木のもみの木をツリーとしてレンタルしてくれるサービスもあります。本物のもみの木は、クリスマスツリーとしては、これが本当の本格派です。
もみの木を切ってツリー仕立てにして貸してくれるものと、根っこのついたもみの木の鉢をツリーとして貸してくれるものがあります。どちらも、ある程度の大きさがあるツリーになるので、申し込むなら、設置場所などを、あらかじめよく考えておきましょう。
生木をカットしたタイプのツリーは、もともと一年限りのものなので、買うより借りるのが賢い選択と言えます。カット生木を買ってツリーとして飾る場合、どうやって立たせるのか自分で考えて自分でセットしなければなりませんし、最後は自分で切ってゴミに出すことになります。その手間を厭わない人は、買った方が安く済むこともあるでしょう。
鉢のもみの木のツリーは、より簡単に導入したいなら、レンタルの方が気楽です。生きているもみの木を購入した場合、クリスマスが過ぎたら屋外に出すことになります。鉢でもみの木を育てていく自信がある人、もともともみの木を地植えにしたいと思っていた人なら買っても良いと思いますが、鉢で管理するのは大変ですし、地植えにしてしまったら、来年以降は屋内には飾れません。
地植えしたものを、毎年クリスマス時期に掘り上げて屋内に……というのは現実的ではありません。翌年からは、屋外でイルミネーションでも付けて楽しむか、いっそ「ただの庭木」として楽しめば十分だということであれば、買うことを選択肢に入れられます。
生木のクリスマスツリーは、いろいろな業者が扱っています。最も良く知られているのはIKEAのレンタルクリスマスツリーです。