※普段は花バサミを持つことも無いような、まったくの素人さん向けの記事です。そこそこ自力で生けられる方には物足りないです! 正月花を生けようと思っても、何から手を付けていいか分からない方は、どうぞご参考に
ごくごく小さくてよいのなら、100均の器にだって、正月花は生けられます。
肩に力の入らない、誰にでも生けられる小さいお正月花を紹介します。
↑ダイソーのリーフポット。小鉢とか、そば猪口くらいのサイズです。この小ささなら、あっという間に1点生けられます。
以下のものを使用しました。
最初に、花ものを挿すところから始めました。生け慣れない人でも迷わずに挿せる方法は何かと考え、「とりあえず、器の口を全部花で埋める」という作戦にしました。
花をすべて短めに切り、リーフポットに入れた剣山に挿し、低くこんもりと盛り付けたような感じに挿します。
リーフポットというのは、上から見ると葉っぱ(リーフ)のような形をしています。
つまり、こんな形でして、
ここに、下の画像のようにカーネーションを入れて、
カーネーションの隙間に豆菊(下の図で言うと茶色い丸です)を入れると、
この項の一番上の画像のようになります。
器を花で埋めた段階では、正月色がいっさいありません。そこで、松を加えて、一気にお正月風味にします。
たった一本の松で、急にお正月風になり、生け花風にもなりました。
松1本だけだと、やや「唐突に松が生えてる感」があるので、低いところにも松を加えて、できあがりにすることにしました。
↓これで出来上がりとしました。
松は、ほんの枝先の方と、小さな脇枝しか使っていません。
簡単なわりに、素人目には「ちゃんと生けてある風」と思ってもらえるのではないでしょうか。