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デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

ハロウィン前の時期に出回る小さめの飾りかぼちゃの中に、デコボコしたかぼちゃがよく入っています。デコボコしたやつでも、ハロウィンランタンは普通に作れます、という例を記事にしておきます。

 

目次 デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

  1. 多分、オレンジウォーティド?
  2. かぼちゃの底から種とワタを抜く
  3. 目と口をくりぬく
  4. 出来上がり・点灯

多分、オレンジウォーティド?

表面がデコボコのかぼちゃを入手しました。品種名は、多分、オレンジウォーティド、らしいです。(断言できなくてすみません)ブログでも、記事にしています→かぼちゃ(オレンジウォーティド?)
下のようなサイズなので、小さくて、扱いが負担にならないタイプです。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

これを、ハロウィンランタンに仕立てます。私のやり方はいつも同じで、下部を切り抜いて中のワタを出し、目鼻をくりぬく、という方法です。ほかのかぼちゃでも何度も記事にしているので、同じような画像と文になりますが、下の項から手順を書いてみます。

 

かぼちゃの底から種とワタを抜く

かぼちゃの中身である、種とワタを取るために、かぼちゃの底を切ります。
今回、私はちょっと小さく切り過ぎました。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

蝋燭1本立てられるくらいの大きさの四角形を切り出そうと思ったためにこの大きさに切ったのですが、切ってみたら意外と肉厚で、この大きさの穴では種やワタを取るのが至難の業だと気付きました。
なので、急遽四角い穴を拡張することにしたのですが、そのせいで、「四角く切った部分を、ワタを出した後に元通りに嵌める」ことはできなくなりました。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

↑このくらいの大きさの穴が必要でした。スプーンなどを使って、種とワタをこそげ出し、空っぽにします。

目と口をくりぬく

目と口をくりぬいて、顔を作ります。鼻も切りたいところでしたが、小さいので、ものすごく失敗しそうな気がしたので、回避してしまいました。
今まで、当サイトでアップしてきたハロウィンランタンは、穏やかに良い人顔が多いので、今回はすごく怖そうな顔にしてみたいと思い、目を思いっきり鋭角的に釣り上げてみました。そしたらちょっと……失敗してしまいました。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

目の高さが左右で違ってしまいました。これは、かぼちゃのせいではなく、作った人間が不器用だったからです。かぼちゃ側に原因があるとすれば、「デコボコだから」ではなく、「加工するには小さすぎた」からです。

何とか少しでも修正できないかと思い、目を大きくしてみました。大きくするときに、できるだけ高さを近づけようとしました。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

↑今見ると、もう少し切れば左右対称になっただろうと思うのですが、実際の作業中には、これ以上切って、失敗したらイヤだなと思う気持ちの方が強く、これで出来上がりとしてしまいました。
切り広げたことは、やって良かったと思います。むしろ非対称の解消よりも、ランタンとして、外に光が出てくる場所が大きくなったことが良かったです。

 

出来上がり・点灯

ランタンなので、灯を入れます。

デコボコのかぼちゃでもハロウィンランタンはできる

小さなかぼちゃに灯を入れるときはいつもそうなのですが、もともと皮が薄いので、くりぬいた部分だけでなく、全体から光が透けてしまいます。なので、ランタン全体が、ボウっとオレンジ色に輝きます。
こうやって作ってしまうと、かぼちゃがデコボコかどうかは、あまり関係ありません。やや怪しさが増すので、むしろハロウィンにはふさわしいかもしれません。

画像のランタンの反省点としては、「怖い顔」にしようと思って目を釣り上げるつもりなら、もっと斜めに釣り上げるべきでした。斜め上ではなく、真上に切ってしまっているので(切っている最中には、斜めにしているつもりだったのです)「釣りあがっている」というより「縦長の目」になっただけにも見えます。
次回、「怖い顔」のランタンを作るなら、その点を注意しようと思います。