当サイトでは、本物のオレンジ色のかぼちゃでハロウィンランタンを作ってみた記録の記事をいくつかアップしています。
実際に作成の作業をしてみて、実践的に分かった注意点や、作ったからこそ思う感想を書いてみます。
大きさにかかわらず、かぼちゃの皮は結構固いです。そのため、最初の一刺しを、力ずくで入れることになります。
一度刃が入ってしまえば、かなり楽に進むのですが、最初に皮を突き通すのは、予想以上に大変だと思ってください。
特に「気をつけて」と言いたいのは、お子さんと一緒に作ろうと思っている方です。刃物を、力いっぱい使うことになりますので、基本的には「切る作業」は大人の仕事にするべきです。しかも、子供が手を出せるところではやらないほうがいいです。必死で小刀などを挿しこもうとしているときに刃が走ったら、その先に子供の手があっても、咄嗟には止められないでしょう。
かぼちゃの皮は固いくせに、一度刃が入ると、意外に簡単に刃が走っていきます。つまり、固い皮を突き通すために思い切り力を入れて切ると、勢い余って余計に切れてしまう可能性があります。
実際に、私が切りそこなったかぼちゃをご覧ください。
↑左目から、下の口へ、斜めに線が入っています。これは、私が目を切っているときにスパッと下まで切ってしまったからです。自家製の小さいかぼちゃだったので、「まあいいか」と思いましたが、大きいかぼちゃでやってしまったら、結構がっかりすると思います。
一度切ったらもとには戻せないと思って、慎重に切りましょう。慎重に切ることは、怪我防止にもなります。
力を入れて切ったり、中をえぐったりしているときに、切り口から皮が割れてくることがあります。少しくらいひびが入る程度ならいいのですが、目と目の間がパキッと割れたりしたら、顔が崩れてしまいます。
実は、私の作ったランタンも、一部割れかけた部分がありました。下の画像の、赤丸の中に、線が入っているのがそれです。これは、中身をえぐった時に、切り口からピシっと割れてしまったものです。
力を入れて切るときには、慎重にしないと割れてしまう可能性がある、ということを知っておきましょう。
実際に、内部にろうそくを入れて火をつける場合は、火の取り扱いに注意しましょう。
これについては、私は実際にランタンを焦がしています。下の画像が実物なのですが、
ランタン内の上部に、ちょっと焦げかけたと思われる痕跡を、後になってから見つけました。切ったばかりの、水分がある状態のカボチャだったので、火がつくには至らなかったようですが、反省しました。
火を入れている最中は、目を離さないようにし、必ず大人が立ち会うようにしましょう。
実際にハロウィンランタンを作るのは、すごく楽しいです。くりぬきの最中に、固くてうまく切れなかったりすると、
「顔を描くだけでよかったのでは」
と思うこともありますが、やはり中を抜いて火を入れる楽しさは格別です。
私はかなりの不器用人間なので、最初に作った時には
「うまくできなかったらがっかりだな」
と不安だったのですが、やってみたらなんとかできることがわかり、ほっとしました。
大きさに関しては、我が家では直径20cmよりも小さいもので十分と感じています。大きいかぼちゃは重いし、数日で捨てることになると分かっているので、勿体無いという思いが拭えません。
機会があれば、自分と、自分の家にとってちょうど良い大きさのかぼちゃで、また何度でもハロウィンランタンを作ってみたいと思います。