こちらの記事→夏休みの自由研究テーマ:観察系 に、「食虫植物の観察」のことを少し書いたところ、食虫植物関連の検索ワードでサイトに来訪されるゲストが増えています。
その、ゲストの方たちの検索ワードから察するに、食虫植物はどこで買えるものなのかを探しておられる方が多いようにお見受けしました。
そこで、この記事では、食虫植物がどこで買えるのかを紹介したいと思います。この記事を見ていただければ、食虫植物が、意外に簡単に、いろんなところで買えるということが分かってもらえると思います。
一応、簡単に食虫植物とは何かを説明しますと、自身の葉や花を使い、虫を捕らえて栄養を摂ることのできる植物のことを言います。
管理人は、子供の頃に家にあった食虫植物で遊んだことがあります。うちにあった食虫植物は、ハエトリソウと、モウセンゴケと、うつぼかずらという、食虫植物界の三大スターがそろっていました。私の記憶によれば、ダイエーで売っていたのを兄が買ったものでした。
食虫植物は、ガーデニング植物としてメジャーとは言いがたく、育てていたら、
「変わってますね」
と言われるような植物なのだと思います。
でも、それほど特殊な金額・販売ルートのものでもなく、結構身近で、お安く売っているものです(高いものも、もちろんありますが)。
大して苦労することなく、リアル店舗で買えますし、ネット買いでも良いのであれば、あらゆる品種の、あらゆるお値段帯のものがすぐに買えます。
上の項にも少し書きましたが、食虫植物は特に高価なものではありません。もちろん希少品種など取り寄せれば、何万、いえ何十万もあり得ます。でもそれは、どんな植物でも同じことです。
今まで、私がリアル店舗で見た食虫植物の最安値は、「300円で2つ」でした。とあるホームセンターで、セール品になっていた金額です。
セールでなくても、安いものなら1個300円前後であるのではないでしょうか。その値段だと、手のひらに乗るような小さな鉢だと思いますが、小さい株でも食虫の面白さは味わえます。
実際に、どのくらいの値段帯が多いのかと言えば、出回り数では、1,000円弱~2,000円までくらいが一番多いのではないかと感じられます。
でも、3,000円とか、5,000円する鉢も、珍しくはないです。つまり、結構幅広いお値段帯でそろっているので、自分に合った値段のものを選ぶことができます。
今までに、私がリアル店舗で売っているのを見たことがあるのは、以下のような店です。
上記のような店舗なら、どこでも食虫植物を売っているということではありません。「売っていることがあり得る店舗」ということであって、毎日絶対にあるわけではありません。
「絶対にある」と言い切れる場所は、食虫植物専門店か、食虫植物イベントの販売コーナーか、食虫植物がメイン扱いになっている植物園の売店などでしょう。
世間の人が思っている以上に、食虫植物を買える場所は多いです。私の感触としては、どんどん買いやすくなっていると感じます。
上に、「いつでも絶対にあるとは言えない」と書いた店でも、結構高い確率で置いているようになりました。特に、ホームセンターの園芸コーナーでは、すでに食虫直物は珍しい存在ではありません。
もしも、私がリアルに食虫植物を入手しようと思うなら、とりあえず、「あそこは、よく食虫植物を置いている」ということが分かっているホームセンターが二箇所ありますので、そこに行ってみると思います。
たとえば、今日から探し始めるとすると、まず、一箇所のホームセンターに行ってみます。そして、そこに無かったら、数日後にもう一店舗のホームセンターに行くことを予定し、その日までに、行動範囲にある花屋とか、食虫植物がありそうな場所に、できるだけチョコチョコと寄ってみます。寄った先で、食虫植物を見つけたらそこで買うし、見つけられなかったら、第二候補の方のホームセンターに行ってみます。
第二候補のホームセンターでも空振りしてしまったら、ネットで買うことにするでしょう。
私なら、できるだけ実物を見て買いたいと思うので、上記のような「食虫植物がありそうな場所めぐり」を一応すると思いますが、そういうのは面倒だ、という方は、最初からネットで買うのが早道です。
上の項にも書いたように、手っ取り早く食虫植物を買うなら、いまやリアル店舗よりもネット買いの方が楽なことが多いと思います。手軽で、お安いものが充実しているのは、以下のような大手のシッピングサイト、またはガーデニングショップサイトです。
ものすごくマニアックなものが欲しい人は、専門店を通じて外国から取り寄せてみたり、食虫植物ファンの集まりに所属して、交換会のようなものに出入りして好きなものを集めるのですが、この記事を読みに来てくださっている方は、そういう目的の方ではないと思うので、上に紹介したようなサイトで間に合うはずです。
食虫植物は、独特の魅力を持っています。怪しさ、神秘性、珍しさに加え、なんだかよく分からない「かわいげ」みたいなものも持っていて、好奇心と探究心を掻き立ててくれる植物です。
その魅力が大きいゆえに、一鉢買ったのをきっかけに、食虫植物マニアの世界に、とことんはまり込んでしまう人もいます。
家に、一つ、また一つと食虫植物が増え、専門店に出入りするようになり、海外のマニアとメールをやりとりするようになり、最終的に、自ら原産地に毎年赴く、というような人生を歩んでいってしまう人が、実際にいるのです。
キケンなのは、もともとマニア心がある人、のめりこんだら一直線になる人です。うっかりハマり込まないようにお気をつけを!
もしも、バッチリハマり込んでしまったら、楽しい食虫植物ライフを、なるべく家族と喧嘩せずに楽しんでいかれることをオススメします。食虫植物の購入は計画的に!