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一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

家庭でカーネーションを飾ろうと思ったら、一番普通な方法は花瓶に挿すことです。
普通に、素直に花瓶に挿してみましょう。特殊な技術など要りません。「普通」にすれば美しくなるのが、花の良いところです。

 

目次 一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

  1. 好きに挿せば、それで十分
  2. 花束なら、そのまま花瓶に挿すのが一番簡単
  3. カーネーションだけでも良いし、別の花を混ぜても良い
  4. カーネーションは1本飾りでも十分
  5. 水が汚れにくいカーネーションの生け方
  6. 管理人のよくやる「長い茎から、徐々に短く切っていく作戦」

好きに挿せば、それで十分

花の中には、いろいろな形や向きをもったものがあって、「一体どうやって飾ればいいの?」というようなものも実際にあります。しかし、カーネーションは、何の工夫もなく花瓶に挿しても、きちんと美しく飾れる花です。なので、基本的には、
「悩まず、そのとき家にある花瓶に、自分の好きなように挿す!」
だけで済んでしまいます。

そうは言っても、何らかの生けるヒントが欲しいと思われたら、下の項までご覧になってください。

 

花束なら、そのまま花瓶に挿すのが一番簡単

手間をかけたくないなら、もらったままの姿を、ほぼ崩さずに生けるのが楽な方法です。

花束をもらったのなら、ラッピングだけはがして、輪ゴムで束になっているまま花瓶に挿しましょう。カーネーションだけの花束でも、2~3種類が混ぜてある花束でも、そのまま花瓶に入れます。そもそも、花屋さんは、「そのまま花瓶に挿せるように」と考えて束を作っているので、そのまま挿すだけで全然問題ありません。
ただ挿すだけの飾り方で、唯一注意してほしいことは、花束の大きさ(丈や幅)に、花瓶の大きさが釣り合っているかどうかです。束のまま、花瓶に合わせて見て、違和感を感じない花瓶に挿しましょう。もし、花瓶に対して花が大きすぎたら、輪ゴムを外して切り詰めたり、何個かの花瓶に分けて飾るようにしましょう。

もちろん、「そのまま挿す」だけでなく、花束をばらして、自分の好きなように生けなおしてもOK。飾る人の方針に合わせれば、どちらでもいいのです。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

 

カーネーションだけでも良いし、別の花を混ぜても良い

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

母の日のカーネーションだからと言って、カーネーションオンリーで飾らなくてはならない決まりはありません。カーネーションのみの花束をもらったとしても、そこに好きな花を入れたければ入れても良いです。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

 

カーネーションは1本飾りでも十分

母の日のカーネーションは、実は「1本巻き」が非常によく売れます。つまり、カーネーション一本を贈るというのは、母の日の花贈りとしては結構メジャーなのです。
花というものは、1本からでもきれいに飾れるもので、「1本では格好がつかない」と思う必要はありません。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

 

水が汚れにくいカーネーションの生け方

カーネーションに限らず、すべての切花に共通することなのですが、花瓶の水に挿す場合、水を清潔に保つために、水に漬かる部分の葉っぱを取ると良いです。なぜ葉っぱを取ると水が汚れ難いかと言うと、水没してしまった葉っぱは呼吸できなくなって腐ってしまい、水が汚れる原因になるからです。

つまり、同じ三本の茎を挿す場合、
これはNGです。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

こちらが正解。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

 

管理人のよくやる「長い茎から、徐々に短く切っていく作戦」

カーネーションは、茎を相当短く切っても飾れます。むしろ、最近よくある小振りの花瓶に挿す場合、短めの方がかわいく飾れるくらいです。
短くする限界としては、「花首だけ」の状態まで切ることができます。
しかし、普通の長さのカーネーションをもらって、それを突然に花首だけにするのは、なんとももったいない気がします。

そこで、管理人宅で採用している方法を紹介しようと思います。我が家では、カーネーションは、日々短く切っていく、という飾り方をよくします。短くした方が水揚げが良くなりますし、カーネーションは、元々日がたつと茎がドロドロになりやすい切花ですので、「ドロドロになる前に切る」という対策にもなります。

具体的に、どんな風に短くしていくのかと言いますと、まず最初は、元の長さを残したまま花瓶に挿します。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

この長さで三日くらい飾ったら、思い切って半分ほどの長さにしてしまいます。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

半分ほどにして、やはり3日くらい飾ったら、もう3~4cm切ります。短くなるので、まとめて飾りにくくなってきたら、ミニ花瓶に1本ずつ分散して飾ることもあります。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

さらに、2~3日たったら、茎を5~6cm以下に切ります。このくらいの長さになると、「ミニ花瓶にちょこっと飾る」ことがほとんどです。

一番普通なカーネーションの生け方……花瓶に挿すだけ

つまり、10日くらいで4パターンもの飾り方で遊べるということです。

次ページで、茎5cmくらいまで切り詰めたカーネーションを生けた例を数種類まとめています。最後の最後までカーネーションを楽しむ例としてご覧ください。
短く切ったカーネーションの飾り方