花の情報局

小さな一輪挿しの菊に水引を加えるだけのお正月花

当サイトでは、「とにかく簡単にできるお正月花は何か」ということについて何度も取り上げておりますが、この記事では、
「大して正月色の濃くない花に、お正月らしいアイテムを1点添える」
ことを提案しようと思います。

画像を見れば分かりますが、この記事の「正月花」は、格式ある正月花とは別のものです。簡単すぎる正月花では困ると思っている人には、大いにもの足りないことと思います。
小さく手軽に、お正月らしいミニアイテムとしての花で十分だと思っている人だけ、参考になさってください。

 

ただの一輪挿しに、水引を足すだけ

お正月花を飾るというと、松や千両など、それらしい正月花材をそろえなければいけられない、と思われがちです。
しかし、一年中出回っている安価なスプレー菊だけでも、お正月らしいアイテムの力を借りれば、一瞬で「お正月風」にすることはできます。

ここで使った花材は、スプレー菊1本だけです。一本のスプレー菊を切り分けているので、一本そのままを挿したのではないですが、これくらいは、生け慣れない人でもできるはずです。

まずは、スプレー菊だけ入れます。

小さな一輪挿しの菊に水引を加えるだけのお正月花

↑使っている花器は、手のひらサイズのミニ花瓶です。口の大きさは、スプレー菊の茎二本でいっぱいになってしまう程度で、高さは10cmくらいです。花瓶の底から、スプレー菊の一番高いところまでは、20cmくらいです。

上の花瓶に、この水引を入れます。何も考えずに、ど真ん中に入れました。

小さな一輪挿しの菊に水引を加えるだけのお正月花

水引は、ただスプレー菊に引っ掛けてあるだけです。水引は、普段の一輪挿しには添えることが無いアイテムなので、これだけで「いつもの一輪挿し」ではなくなります。
画像の水引は、私が自分で結んだものですが(きわめて適当に結びましたが)、お菓子の箱についてきたような水引を、そのまま使ってもOKです。

あまりにも簡単ですが、水引さえ入れれば、一瞬で「ハレの日仕様」になります。