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ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

本物のハロウィンかぼちゃ=オレンジのかぼちゃを入手して、自宅でハロウィンを楽しもう、という場合、かぼちゃは果たしてくりぬくのが良いのか、くりぬかないのが良いのか。
楽しめるのはどっちで、楽なのはどっちか、それぞれの注意点などは何か、という記事です。

 

目次 ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

  1. 超本格的にやりたいなら、「くりぬく」一択
  2. くりぬくメリットと、デメリット
  3. くりぬかないほうが手軽に楽しめる
  4. くりぬかないメリットとデメリット
  5. もともと顔がついているものも売っている
  6. ランタンでないかぼちゃだけでも、雰囲気は出る

超本格的にやりたいなら、「くりぬく」一択

限りなく本格的にやりたい、本格派のハロウィンを楽しみ尽くしたい、ということであれば、くりぬきましょう! ほかに選択肢はありません。当サイトには、様々なサイズ・種類のハロウィンかぼちゃをくりぬいた実例の画像や、くりぬいた後の経過画像が多数ありますので、参考になさってください→ハロウィン特集

管理人の見たところ、かぼちゃをくりぬいた人は、2つのパターンに分かれることが多いです。一つは、毎年嬉々としてかぼちゃをくりぬき続け、それを10月末のイベントとして固定化していく人。もう一つは、一回やったら気がすんでしまって、その後は「くりぬかなくてもいいかな」という人生を送っていく人です。
なので、とりあえず、本格的にやりたい人には、
「一回はくりぬいてみたらいいでしょう」
とお伝えしたいと思います。

くりぬくメリットと、デメリット

くりぬくメリットとデメリットを書いておきます。

くりぬくメリット

  • とにかく本格派感がある
  • そんなに難しくないわりに、達成感がある

くりぬくデメリット

  • (そんなに難しくはないけど)くりぬく手間がかかる
  • くりぬくと、すぐにかぼちゃが傷む……何日も前からくりぬいて準備することはできない

 

くりぬかないほうが手軽に楽しめる

くりぬかないで良いとすると、くりぬくよりも手軽に済みます。くりぬくのは、実はそんなに大変な作業でもないので、「圧倒的に手軽になる」とも言えませんが、刃物もいらなくなるし、内部のワタのゴミも出ません。そして何より、ランタンに仕立ててからの保存性が全然違います。(一番大きな違いはこれです)くりぬくと、その切り口から乾燥がはじまったり内部に雑菌が入り込んでカビが映えたりし始めますので、くりぬかない方が長くそのままの形を楽しめます。
かぼちゃをくりぬかないでハロウィンランタンに仕立てるには、

  1. かぼちゃに顔を描く
  2. かぼちゃにシールや紙を貼る

という方法があります。

かぼちゃに顔を描く

絵心がある人なら、直接描いた方が良いかもしれません。自分が好きなように、自由に細かく描けるからです。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

小さいかぼちゃに単純な絵を描くなら、私のような絵下手の人でもなんとかなります。私は、こちらの記事で、(かぼちゃではなくアカナスですが)マジックで顔を描いています。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

かぼちゃに絵を描くには、欧米ではクレヨンがよく使われるようなのですが、マジックや絵の具でももちろん描けます。何で描くにしても、失敗したくなければ、うっすら下絵を描く方が良いです。

かぼちゃにシールや紙を貼る

現状、日本のハロウィンランタンは、これが一番多いように思います。かぼちゃに、黒い紙を切って貼ったり、既製品の「ハロウィンランタン用シール」を貼ったりする方法です。

紙を切って貼るのは、つまり下のようなことです。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

色紙でも、折り紙でも、自分の扱いやすいもので作って貼るといいです。不器用人間からすると、実際に貼りつける前に、紙をかぼちゃの上で色々配置してデザインを考えたり確認したりできるところが良いです。

ハロウィンランタン用の顔シールは、基本的にはオレンジ色のかぼちゃとセットで売っています。装飾用のシールとして、単独で売っているものもあるのかもしれませんので、そういうものを利用するのも良いでしょう。
でも、個人的には、かぼちゃ用に作られたものを使いたいなという気持ちがあります。
下は、ハロウィンかぼちゃを買ったときについてきたものです。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

↑黒いところを剥がしてかぼちゃに貼れるようになっています。なぜこのような「かぼちゃ用」が良いと思っているのかというと、ほとんどのシールが「貼って剥がせる」からです。もしかすると、剥がせないものもあるのかもしれないですが、今まで私が入手したもので、貼り直しができないものはありませんでした。貼り直しができると、貼った顔が気に入らなければ、やり直すことができます。

かぼちゃとセットで売られているシールで、一点注意することがあるとすれば、必ずしもセットのかぼちゃとシールが、互いにぴったりなサイズとは限らないところです。そんなことあるのかと思うでしょうが(だって、セットで売ってるのに!)、これが意外とあり得ます。たとえば、下のハロウィンかぼちゃとシールは、セットでしたが、

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

一見、ちょうど良い大きさとも思えるのに、貼ってみるとどうにもバランスが取れませんでした。下の画像は、ブログの方に、「こんな変なハロウィンかぼちゃになっちゃいました」という主旨で載せたものです。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

貼り方が悪いんだろうと思いきや、何度貼りなおしてもおかしな顔になりました。
上の画像は、目鼻が離れすぎでは?と思って目鼻を接近させて貼りなおしても、

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

↑こんなことになります。貼り方の問題ではなく、かぼちゃにたいしてシールが小さいから、バランスがオカシイのです。
それを逆手に取って、もっと大きいかぼちゃに貼って面白がったりしましたが、

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

ちゃんとハロウィンランタンらしい目鼻を付けるには、このシールは使えませんでした。(もちろん、サイズがちょうど良いかぼちゃであれば使えます)

 

くりぬかないメリットとデメリット

くりぬかない方のメリットとデメリットも書いておきます。

くりぬかないメリット

  • くりぬくよりも手間は少な目
  • 不器用な人にとっては、加工のハードルが低い
  • 日持ちする……ランタンの体裁にしてからの息が長い。何日も前から用意することが可能

くりぬかないデメリット

くりぬかないデメリットはあまり無いのですが、唯一あるとすると、くりぬくランタンに比べると本格派感に劣る、ということくらいです。

 

もともと顔がついているものも売っている

もともと紙を貼ったり、顔を描いたりして、ハロウィンランタン仕立てになっているかぼちゃも売っています(さすがに、くりぬいて売っているものはありません)。実は、以前には顔付きで売っているものの方が多いくらいでした。最近は、かぼちゃをくりぬくことがある程度普通に行われるようになったので、まっさらの状態で売っているかぼちゃの方が増えてきたのだと思われます。
それでも、まだ顔つきのかぼちゃは売っています。自分で顔を作るのが面倒な人、うまく作る自信が無い人、既製品の方が安心する人などは、顔つきのハロウィンかぼちゃを探してみましょう。

 

ランタンでないかぼちゃだけでも、雰囲気は出る

ハロウィンかぼちゃは、オレンジのかぼちゃ自体で十分にハロウィンの雰囲気が出せます。よって、くりぬいたり顔を描いたりしなくても、かぼちゃそのままを置いておくだけでも、ハロウィンの演出はできます。

ハロウィンかぼちゃはくりぬく? くりぬかない?

実際に多くの店舗などで、かぼちゃをそのまま置いておくだけのディスプレイが行われています。「雰囲気だけでOK」ならば、一番簡単なのは「オレンジ色のかぼちゃをそのまま置く」です。