この記事は、こちらの記事:花嫁が手作りできるウエディング・フラワー ウエルカムボード の補足記事です
植物素材を使った、結婚式のウェルカムボードを簡単に製作するための情報を紹介していますが、結婚式以外のウエルカムボードにも使える情報です。また、特にウエルカムボード製作に限定されることでもなく、植物素材を使ったほかの工作にも使える情報です。
※「簡単に」作るための情報ですので、初心者向けになります。高度なテクニックの解説ではありません
何かを工作的に作ろうというときに、素材どうしを結合させるのは、とてもよくある作業です。
この作業を楽に済ませようとするなら、一番簡単なのは「貼ること」です。貼ってくっつけるのは、「ワイヤリング」「縫いつける」「編みこむ」「練りこむ」などの作業よりも、圧倒的に簡単にできます。
接着のために使えるテープは、セロテープ、ビニールテープ、ガムテープ、布テープ、養生テープ、両面テープ、マスキングテープなど、結構色々種類があります。
似たようなテープでも、メーカーによって違ったり、同じメーカーでも、スペックが細かく分かれた商品があったりします。
これらのテープの接着力には、意外に「向き不向き」があって、「ある素材に対して、このテープを貼っても効かなかった」というような場合にも、別の種類のテープでやってみたら簡単に留まるということも大いにありますので、うまく使い分けましょう。
また、最近は、100均で色々な種類・強度・粘着力のテープを売っているので、昔よりもはるかに気軽に、種類の違うテープを試しやすくなっています。
簡単に、しかも見えないようにテープで貼ろうというときに、便利なのは両面テープです。
両面テープは、色々な粘着力のもの、色々な使用状況に向けたものが各種出ていますので、その中から目的にふさわしいものを選ぶといいです。
たとえば、下の画像の両面テープは、たまたま私の道具箱の中にあったものですが、
↑左側のテープは、ごく一般的な、コンビニでも売っているような事務用の両面テープで、右側は、屋外展示用の強力タイプです。
小さい文房具屋だと、1~2種類しか置いていないかもしれませんが、大きい文房具屋・ホームセンター・ハンドクラフト店などに行けば、10種類以上もの種類があります。
参考までに、上の二種類のテープは、幅や厚みが結構違いまして、
↑このくらいの差があります。
上の画像の両面テープに、ドライフラワーを押し付けてみますと、下のようにくっつきます。
↑花を接着した紙を立ててみても、落ちません。
テープの粘着力に心配がある場合は、さらに接着剤で補強して、少なくとも一晩たってからチェックし、本当に落ちないかどうか確認しましょう。
上の画像は、花を一輪まるごと接着しているので、強度に心配がありますが、薄い花弁や葉っぱを一枚つける分には、心配はあまり無いです。花材とテープの「接着の相性」によってはよくつかない場合もありますので、そのために時間を置いてからのチェックをしましょう。
今、マスキングテープは、様々な色柄・形態のものが出回っています。
テープ自体がきれいなので、セロテープやガムテープのように隠す必要が無く、デザインの一部にテープを取り入れることができます。
マステは、簡単にはがして貼りなおせるのも便利なポイントです。
軽い、ドライの花や葉はもちろん、小さければ、枝も貼れます。
大きくても、軽いものなら留められます。
「テープで貼る」のは、安易な方法でもあるので、安っぽいデザインに陥らないようにしましょう。
テープよりも、もう少し手をかけるなら、接着剤を使うともっと本格的になります。接着剤は、テープ以上に多様な商品が出回っているので、使いやすそうなものを選んで使ってみましょう。
接着剤使用の上で気をつけることは、以下の3点です。(基本的なことですが、結構重要です)
花や実など、立体的なものを接着剤で貼るときは、なるべく平らなところを見つけて接着剤を付けます。
どんな素材にも使えるとは限りませんが、ホチキスで植物を留めつけることもできます。
下のように、紙を留めるときと同じようにホチキス留めします。
針が見えないようなところで留められると一番良いですが、見えるようなら針の上から何か貼って隠せばいいです。