※このページにダイレクトにお入りの方は、一応このような前書きというか、前置きをお読みください。
花嫁と花婿が座るメインテーブルの花は、「こうしなければならない」というスタイルは、本来はありません。
しかし、大抵の結婚式では、低めのアレンジを、テーブルの中央前方に1点か、テーブルの「中央・左・右」の3点に飾る形式になっています。
「テーブル前方に低めのアレンジ」というのは、一般の人は、よく記者会見などで見るような花で、要するに画像のようなスタイルです。
メインテーブルの装花は、現在では8万円くらいから上が多いです。安く抑えても、画像のようなスタイルを守りたいなら、最低3万円くらいはかかると思ってください。(画像のような、「一般的な形式」を潔く捨てるなら、もっともっと下げることもできます)
当然ですが、装花が大きいほど、金額は高額になります。つまり、メインテーブルに仲人さんが付く場合、その分テーブルが大きくなりますので、花も大きくなり、値段も多くかかることになります。大きなテーブルに小さな花がポツっとあるのは、非常にさびしく見える原因になり、なかなか「小さくてもいい」というわけにはいきません。
もちろん、仲人さんの存在に関わらず、テーブルが大きいほうが花代を抑えるのは難しくなるので、いたずらに大きいテーブルにはしないほうが良いです。
実際のオーダーの方法は、基本的には会場装花全般についてを参照ください。
メインテーブルに限った発注の注意点としては、以下の2点です。
結婚式装花のセオリーとして、
「費用を削るときには、メインテーブルとゲストテーブルは最後の砦と考えるべし」
というのがあります。
簡単に言うと、
「倹約したいなら、メインテーブルとゲストテーブル以外のものからどうにかしなさい。なぜなら、メインテーブルとゲストテーブルの装花費用を削ると、会場が目だってグレードダウンする結果を招きやすくなる」
ということなのです。
更に、メインテーブルとゲストテーブルの装花を削るとなったときにも優先順位があり、
「メインテーブル→ゲストテーブル」
の順に削るのが安全とされます。
つまり、装花の費用を削るときに、メインテーブルの花に手を付けるのは、最後から二番目です。