※このページにダイレクトにお入りの方は、一応このような前書きというか、前置きをお読みください。
町の花屋さんに、ウエディングケーキ装花を頼むケースは少ないです。ケーキ装花のほとんどは、式場提携の花屋さんでまかなわれています。
しかし、式場プランの「会場装花代」には、ケーキ装花の代金が含まれていることは稀です。含まれていたとしても、「お義理でほんの少々の花を添えました」みたいなものも多いのです。
よって、プランに無いケーキ装花が欲しい花嫁は、追加発注しなければなりませんし、プランの花では不満な花嫁は、グレードアップをしなければなりません。
※式場によっては、ケーキ装花の代金が「ケーキ代」に含まれていることがあります。その際にも、どの程度の花を飾ってもらえるのかを確認しましょう。また、ある程度の希望を言えるのか、完全おまかせ制なのかも聞いてみましょう。サンプルなど見て、ボリュームが足りないなどの不満があったら、「ケーキはそのままで、花のみグレードを変えることができるかどうか」なども聞いてみましょう。(黙っていると、ケーキ装花の内容を詳しく説明してくれる式場は少ないです!)
ケーキ装花を全くしない人は、珍しいです。
全員が豪華なケーキ装花をする、という意味ではなく、花のボリューム・飾り方・種類は様々です。グリーンをポイントにあしらう程度にすることもあれば、ケーキの周りをあふれるほどの花で飾る人もいます。(ケーキカットは撮影ポイントになるので、ここで頑張る人は多いです)
まったく何も装花をしない人は相当少なく、私の体感では、「ほぼいない」レベルです。なので、
「どうしてもケーキに花はいらない」
という人以外は、一度は「ケーキ装花もしよう」という方向で考えることをお勧めします。考えた末に、「これは、私たちには不要だ」と思えば、省くのも二人の個性です。
こだわりが無く、
「あってもなくてもいい、普通に合わせたい」
と考えているのであれば、「した方が普通」だとお伝えしたいです。
なるべく花代を節約したいのであれば、造花にすることもできます。造花なら、値段はかなり抑えられます。
ブーケや会場装花のページでも解説しましたが、式や会場に特定のテーマがあるなら、ケーキ装花のオーダー時にも申告してください。
式場の提携花屋であれば、式場のコーディネーターから伝えてもらえることもありますが(でも、直接伝えることをお勧めします)、外部の花屋に頼むときは、花嫁さんが教えてくれないと花屋には何も分かりません。ケーキ装花は、作ったモノを持って納品に出向くので、現場でサっと雰囲気を直せるようなものではありません。
「ケーキ周りだけ変だった」と言われることにならないように、ぜひテーマを申告しておきましょう。
ケーキ装花を会場外の花屋にオーダーするときに必要な情報を挙げておきます。(式場提携の花屋なら、以下の情報は特に知らせなくても共有されます)
情報は、詳しければ詳しいほど良いです。
ケーキ装花の画像を、いくつか貼ってみます。
基本的には、ケーキの周りを飾ることになります。ケーキの両サイドや、ケーキ周りを一周飾る、ケーキの前半分を囲むなど、色々な方法があります。高さも花の量も色々できます。
シンプルに、グリーンだけでも素敵です。
ケーキ装花の値段は、およそ10,000~30,000円くらいが相場です。平均的には、式場提携の花屋なら20,000円くらい、町の花屋に頼むなら、10,000~15,000円くらいです。
ケーキナイフにも、花を付ける人の方が多いです。
ケーキナイフ装花は、3000円というオーダーが非常に多いです。5000円まで出す人はあまりいません。
ケーキナイフ装花は、無いとおかしいというものではないので、省く人もいます。リボンだけ付ける人も多いです。
ケーキナイフは、ケーキ入刀の記念写真に写りますので、ポイントになるものが欲しいと思ったら、何らかの装飾をすることをお勧めします。花代を節約したい場合でも、リボンを華やかに付ければ、だいぶ派手に飾ることはできます。