オレンジ色×黄色の中型かぼちゃでハロウィンランタンを作ってみた
オレンジ色の鑑賞用かぼちゃを使って、ハロウィンランタンを作ってみました。その作成手順を紹介してみたいと思います。
私は、こちらのページ→ハロウィンかぼちゃの大きさを比較 でも書いているように、一抱えもある大型のハロウィンかぼちゃよりも、自分の家で作るなら、中型か小型のかぼちゃの方が、扱いやすくて良いと考えています。なので、自宅で作るハロウィンランタンとしては、この記事のような直径11～12cm程度のかぼちゃが、手軽でありながら本格派の雰囲気も味わえて、非常楽しかったです。
作り方としては、中型でも、大型でも、手順は同じです。この記事を参考に、大型カボチャでランタンを作ることも可能です。（作業自体は単純です）
目次 オレンジ色×黄色の中型かぼちゃでハロウィンランタンを作ってみた
こんなかぼちゃを使用しました
↑このようなかぼちゃを使いました（ブログでも紹介しています→ペポカボチャ）。
このかぼちゃの大きさは、直径約11cm×高さ約8.5cm。
ハロウィン前に、よく花屋でカゴに積まれて売っているオレンジ色の小さいカボチャは、大体直径6～7cmなので、それよりも二まわりくらい大きいです。直径6～7cmの方を見慣れている人には、「結構大きい」と感じられるかもしれません。手のひらにギリギリおさまるくらいのサイズです。
このかぼちゃは、私が納品先からもらってきたものです。なので、値段が分からないのですが、多分、1,000円前後？と思っています。
使用したものと、所要時間
使用したものは、以下のようになります。
- オレンジ色のカボチャ
- 果物ナイフ
- スプーン
- ゴミ袋
- 新聞紙などの敷物
- 下絵を描くペン
- キャンドル
作成時間は、後片付けを含めて40～50分くらいです。
手順1……どこからくりぬくのか決める
本当に中にキャンドルを入れてランタンにするには、どこかから中身をくりぬかねばなりません。くりぬく場所は、普通は上か下のどちらかです。
このカボチャであれば、上下のどちらをくりぬくのが良さそうなのか考えました。
↓カボチャの上部
↓カボチャの底部
上下を見比べた結果、ボコボコしている上部よりも、下部の方が切りやすいような気がしました。また、うっかり変な形に切ってしまっても、下なら見えないだろうとも思いました。
ということで、「下からくりぬく」と決定しました。
手順2……どこに顔を作るのか決める
一番大事な部分、「顔」をどこに彫るのか決めます。
一つのカボチャでも、場所によって形や色が違うので、一番良さそうな場所を選びます。
カボチャを、いろんな方向からながめて……
一番切りやすそうで、皮の傷が少なく、座りも良さそうな場所に決めた結果、
↓ここにしました。
手順3……底からくりぬき始める
くり抜きには、果物ナイフを使いました。
果物ナイフか、小刀が良いと思います。かぼちゃの固さにもよりますが、カッターナイフでは難しいと思われます。
かぼちゃが大きければ包丁でもいいと思いますが、今回使ったかぼちゃの場合、包丁でうっかり力を入れすぎてしまうと、刃がかぼちゃを突き通してしまいそうだったので、果物ナイフの方が安全だろうと思いました。
ナイフで切り始める前に、「このくらいの大きさの口を作ってくりぬく」という寸法を決めておいたほうが良いです。私は、スプーンで中身をくりぬくつもりだったので、そのスプーンが入る大きさの口を作るつもりで切り始めました……
……が、いざくりぬき始めたら……ものっすごく固い！ 刃が、ぜんぜん入っていかない！
最初の一刺しがとにかく入らず、かなり苦戦しました。カボチャの固さは重々知っているつもりだったのですが、それでも難儀しました。
難儀した結果、最初は「丸くくりぬこう」と思っていたのを、「四角にくりぬく」に変更しました。
下の画像をご覧いただきますと、
うっすら丸い線を下書きしているのが分かると思います。本当は、下書きのように切りたかったのですが、刃を打ち付けるようにしてぐいぐい刺していくうちに、「きれいにまあるく切り抜く」など、自分には無理だと分かり、より簡単に切れる「直線的に、四角く切る」方に乗り換えたのでした。
四角に切ると決めたときに、私は、
「下部を切ることにしておいて良かった」
と思いました。目に付く上部を切るなら、四角に切るとカッコ悪かったかもしれないので、底を切る選択をしたのは結果的に正解でした。
というわけで、曲線を作ることなど考えず、まっすぐに刃を挿していき、苦労の末に、やっと底部に四角い穴を開けることができました。
手順4……種とワタをかき出す
くりぬき用の穴が開いたら、そこから中身をかき出します。
四角く切り取ったところをポコッとはずし、
スプーンで種とワタを抉り出します。
上の項に書いたように、スプーンがちょうど入る大きさの穴にしてあります。
ワタと種を出すのは、そんなに難しいことではありません。
↑全部えぐると、このくらいのゴミが出ます。（うちではこの種を採って育てました）