ハロウィンかぼちゃとは、ハロウィンかぼちゃはどこで買う? もあわせてお読みください。
本物のカボチャでハロウィンランタンを仕立てる方法は、独立した記事がいくつかありますが、一番詳しいのはこちらです→中型かぼちゃでハロウィンランタンを作ってみた
ほかにも、下のような記事があります。
かぼちゃ以外のもので作ったハロウィンランタンの記事もあります。
ハロウィンのかぼちゃをどこに置くか、という決まりはありません。本格的に、ランタン仕立てにする場合にも、「どこに置け」というルールはありません。
つまり、リビングでもいいし、玄関でもいいし、庭先でもいい、ということになります。
ハロウィンが終わったあとも、オブジェ的に長く飾ろうと思うなら、直射日光の当たるところは避けた方が良いです。なぜなら、色がさめてしまうからです。ただ、どこに置いても、長く置けばいずれは鮮やかな色ではなくなっていきますが、直射日光を避ければ、それを先延ばしにできます。
また、カビさせないために、湿気の多いところにも置かない方が良いです。上に、「庭先でもいい」と書きましたが、雨が降って塗れたテラスに直置きしたり、庭の土の上に直置きするのもカビの原因になります。
丸のままのかぼちゃは、固い皮に覆われていますので、数日でダメになることはありません。特に湿気たっぷりな場所に置いたりしなければ、1ヶ月くらいは見た目に変化はありません。
一ヶ月くらい経過したものは、、個々に差が出てきて、「一ヶ月ちょっとで黴た」というケースもあれば、「半年たってもなんともない」というケースも出てきます。
「半年たってもなんともない」ものは、ミニかぼちゃでたまに見られるのですが、要するにうまく乾いていったものです。そうなる可能性は低いのですが、稀に運良くこの状態になることがあります。こうなると、飾り物として(ドライフラワーみたいなものですから)、ずっとそのまま飾っておくこともできます。ただし、そのうちに色が褪せてきて、あまりきれいなものではなくなっていきます。それでも、ぎりぎり一年くらいは飾れるかもしれません。
大きいかぼちゃは、このように乾いてくれることは無いと思ってください。果肉の多い大きいかぼちゃは、腐ってくることを免れません。
大きいかぼちゃをジャックオランタンに仕立てた場合も、「必ず腐る」ことから免れることはできません。むしろ、ナイフを入れて加工すると、丸のままのかぼちゃよりも早く傷み始めます。
ランタンがとてもうまくできると、
「これを取っておきたい!」
と思う方が多いようですが、残念ながら、保存することはできません。早ければ、ナイフを入れた翌日から腐食し始め、よく持っても1週間くらいです。(こちらの記事参照→実録:本物のかぼちゃで作ったハロウィンランタンは何日保存できる?)
ジャックオランタンは、傷む兆候が現れる前に捨てた方がいいと思います。傷み方としては、黴てしまったり、シワシワに縮んできたり、全体的に汚い色に変色してきたりなどいろいろあるのですが、いずれにしても「顔」があるせいか、汚くなると悲惨な感じになってしまいます。
ジャックオランタンに仕立てていないかぼちゃは、ハロウィンを過ぎたからといって、すぐに飾れなくなるものではありません。季節感のある植物オブジェとして、そのまま飾り続ければOKです。よく見れば、花屋さん、雑貨屋さん、ブティック、デパートなどで、ハロウィンの時期に関係なく、ディスプレイにオレンジ色のかぼちゃを使っているところはたくさんあります。見た目が「飾る」ことにふさわしいうちは、飾って楽しみましょう。
ハロウィンかぼちゃに限らず、かぼちゃの中の種を取ってまくと、非常に簡単に発芽して成長します。蔓を伸ばして支柱にからめたり、開花させたりするのは誰にでもできます。ただ、うまく結実するかどうかはなんとも言えませんし、実がなったとしても、親のかぼちゃとまったく同じものができるかどうかは分かりません。
そういう結果も含めて栽培を楽しめる方は、ぜひとも一度お試しください。管理人もやってみました→ハロウィンかぼちゃの栽培~収穫